テレビ番組の「よーいドン!」という番組の「発見!関西ワーカー」というコーナーで、「メートル・ド・テル」の特集がありました。「メートル・ド・テル」とは、ホテルなどで、給仕(きゅうじ)サービスを行う給仕責任者のことです。元々はフランス語の「maitre d'hotel」。「メートル」と略されることもあるらしいですね。主に、ホテル内のフランス料理店等で見ることがあるようです。
レストラン・サービスの哲学: メートル・ドテルという仕事このメートル・ド・テルとして第一線で活躍している檜山さんから、テーブルマナーについてワンポイントレッスンが紹介されていました。
・料理は、ナイフとフォークの両方を使って食べる。
フォークだけで食べる、というのは、エレガントではない。日本で言えば、茶碗をテーブルの上に置いたまま食べるようなものらしい。
・輪郭が変わるまで頬張るのはエレガントではない。
・ナプキンは周りの人から見えないところで使う。そのため、他から見えないように、裏側を使う。ナプキンには、口元を拭く、指先を拭く、物を落としても衣服を汚さないようにする、という役割があるが、指先を拭く場合は、ナプキンの左側の裏側、口元を拭く場合は、ナプキンの右側の裏側を使う。
食べる際に細かいマナーばかり気にするのは、滑稽な気持ちもしないわけではありませんが、格式の高い場所では当然求められるものでもあります。それは、自分を良く見せる、というよりも、周りが気持ちよくいられるようにするための配慮でもあります。TPOを考えて、ちゃんとできるようにしたいですね。
メートル・ド・テルについては、以下の本が人気があるようです。
レストラン・サービスの哲学: メートル・ドテルという仕事また、テーブルマナーについて学びたい方は、以下を参照しては。
テーブル・マナーの本