和歌山みなべ町の南高梅

2011年06月04日 - カテゴリ:産業




梅干し(うめぼし)は、梅の実を塩漬けにして、日光にさらすことによって作られます。赤紫蘇の葉を加えてつけることが多いですね。大体6月ころに作られます。

梅干しの効用として、疲労回復や抗菌・防腐などの効果が知られてます。

和歌山県(紀州)が梅干しの産地として有名ですね。特に、みなべ町は、高級梅干しの原料となる南高梅の収穫が行われる場所です。全国で生産される梅の約25%が、このみなべ町で生産されているそうです。南高梅は、鹿児島県や愛媛県でも栽培されていますが、やはり和歌山県産というブランドイメージは強いですね。

南高梅(なんこううめ、なんこうばい)
南高梅は、梅の最高級ブランドとして知られています。果実が非常に大きく、皮が薄く、果肉は厚くて柔らかく、そして種が小さめなのが特徴です。主に、梅干しや梅酒へ加工されます。

そのルーツは、明治35年に、旧南部川村(現・みなべ町)で高田貞楠が近所から購入した60本の苗木の中で見つけたたった1本の苗木です。この苗木を母樹(高田梅)として、自宅近くの畑で大切に育てました。

昭和25年(1950年)に「優良母樹調査選定委員会」が設立、5年という長い歳月をかけて選抜と調査を行った結果、最優良品種として現在の南高梅が選出されました。そして、昭和40年(1965年)に、当時の高田梅は「南高梅」と命名され、農林省に種苗名称登録されたのです。南高梅という名称は、上記の調査研究に協力した南部高校に因んでいます。

また、2006年、みなべいなみ農業協同組合が、「地域団体商標制度」を使って「紀州みなべの南高梅」の商標出願を行い、登録されました。

梅の医学的効能
和歌山県みなべ町役場は、うめ21研究センターを運営しており、梅の栽培から加工までの総合的な試験と研究を進めてきました。そして、同センターと県立医科大学の研究グループなどの研究により、町は梅干しの医学的効能について以下の2つの特許を取得しました。

1.「α -グルコシダーゼ阻害剤」
梅の中に、肥満などに関連付けられる酵素(α -グルコシダーゼ)の働きを効果的に阻害する成分が含まれていることを発見。

2.「ヘリコバクターピロリの運動能阻害剤」
梅の中に、胃に障害を及ぼすヘリコバクターピロリ菌の運動能力を阻害・抑制する効果のある物質が含まれていることを発見。

また、梅は、黄色ブドウ球菌や病原性大腸菌O-157といった食中毒菌の増殖を抑制する作用があることも研究で明らかになったそうです。

昔から、梅干しは体に良いと経験則で伝えられていましたが、医学的に証明されたのですね。これから夏の季節ですし、日本やヨーロッパ等で大腸菌が猛威を振るっているニュースも盛んに流れてます。梅干しは、積極的に採っていきたい食物の一つですね。

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