パウル・クレー

2011年04月17日 - カテゴリ:美術
パウル・クレー(Paul Klee, 1879-1940)は、スイス出身の画家です。

1898から1901年までミュンヘンのAcademy of Fine Artで教育を受け、その後イタリアやパリを回った後、1906年にミュンヘンに落ち着くことになります。その年、ピアニストのリリー・シュトゥンプフ(Lily Stumpf)と結婚しています。

1912年に2度目となるパリ旅行に行き、そこでロベール・ドローネー(Robert Delaunay)と会い、またキュービズムの絵画に出会います。1914年にはチュニジアに旅行に行き、新しい色彩の感覚に目覚めます(それまで、白と黒とを基調とした絵画を描いていた)。

1919年にミュンヘンで362点の作品を展示したことにより、クレーは国際的に知られるようになりました。

その後、ナチスの弾圧や病気を発症したことなどもあり、作品数が一時的に落ちたり色彩が暗くなったりするなどしましたが、クレーの技術や絵画に対する感覚が失われることはなく、死に直面しても作品意欲は旺盛だったといいます。生涯残した完成作品数は8000点と推定されています。

決まった作風というものがありませんが、クレーの絵を見た人は、その絵がクレーの作品であるということが分かるといいます。私としては、クレーの絵は、衝撃を受けて感動する絵というよりも、ある種の理性と規律がありながら、それでいて枠にとらわれない自由を感じさせてくれるような、とても不思議な絵が多いように思います。私のお気に入りの画家の一人です。

現在(2011/3/12~5/15)、京都国立近代美術館でパウル・クレー展が開催されているとのことです。興味のある方は一度足を運んでみては。

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京都国立近代美術館のウェブサイト

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